参加クリエイター(造形)よりコメントが届きました!【岡 健之】

Q:『群龍割拠 猫とドラゴン展』参加の経緯をおきかせください。
A:あれは昨年の夏の夜の出来事でした。場所は上野の裏路地を奥へ奥へと入った、とある中華料理屋さんの片隅。ワンフェスでご一緒したゴジラ関連の気の会う仲間と飲んでいた時の事です。
私はワンフェス終了後の高揚感と、お酒の余韻で、未も心も心地よい状態になっている時に、まるで中国人マフィアのような長髪に髭づらの男(某ハニー前田氏(笑))より、耳打ちされました。
「今度、とある展示会を企画している。よかったら出てみないか」
最初私は半信半疑で、かつどうせ私の出番はないだろうと思っていましたが、髭づらの男の巧みな言葉にまんまとのせられてしまいました。(笑)

Q:『群龍割拠 猫とドラゴン展』にかける意気込みと今回出展する作品PRをおきかせください。
A:それからと言うもの、「猫とドラゴン展」へ専念する為に、今年の冬のワンフェスは出場を辞退。この1年間は他の造型は一切手を着けず、この作品造りの為に、時間を費やしてきました。

そして今回、「猫とドラゴン展」へ出展する作品名は「双龍と5匹の隠れ猫」です。
この作品は2010年に造った私の代表作「双龍」(30cmサイズ)をもっと大型サイズで今の私の持っている全てを注ぎ込み、私の中の龍の完成系を作り上げようという決意から始まりました。
作品の意図としましては、2匹の龍が玉を取り合い死闘を繰り広げる様を360度、どこから見ても様になるよう構図を決めました。
また、双龍とは非対称的に猫は日常見かけるほのぼのとした猫の日常を再現しました。

まずは、1stインパクトで双龍の全容を全身に感じてもらい、2ndインパクトで「あれっ猫ってどこにいるの」と興味を持ってもらい、5匹の猫を良く見て探してほしい、そういった2つの楽しみ方を味わえる作品にしました。

最後に、私は人生の折り返し地点すぎてから、造型という自分を表現できる天職にめぐり合いました。もし、この造型という仕事に出会わなければ、一介の会社員として人生の幕を閉じていたでしょう。
私の残りの人生を出来うる限り造型に注ぎ込む、今回の「双龍と5匹の隠れ猫」はまさに私の渾身の一作となっています。この作品を造っている最中、この作品が出来上がればもう死んでもいいという気持ちで作り上げた作品です。
その魂が作品を通して皆さんに伝わればと思います。