「猫とドラゴン」の歩み その壱

「群龍割拠 猫とドラゴン展」のブログへようこそ!
この展覧会の旗振り役を仰せつかっています、イラストレーターの開田裕治です。
まずは開口一番として、この展覧会が開催に至るまでの経緯をかいつまんでお話しいたします。
でもこれは、あくまで私の記憶に基づく主観ですので、事実誤認とかありましたら突っ込みよろしく>メンバーの皆さま。

「猫とドラゴン」の歩み その壱

そもそもの発端は、開田家の猫達が掛かり付けになっていた獣医の先生が突然、「私は猫専門医から画廊オーナーにジョブチェンジします」と宣言したことから始まります。
長くお世話になっていた病院でしたから、画廊に模様替えするなら是非、私の個展をやらせて下さいと願い出て、これが記念すべき「猫とドラゴン」展の第一回となりました。
開催時期が妻のあやの誕生月だったので、この展覧会はあやへの誕生日プレゼントとして献上されたのでありました。
まあ、開催中は献上された本人が毎日店番をしていたのですが。

猫専門病院から改装されたギャラリーは「OPPO」と命名されましたが、なんと、尻尾のあるモノをテーマにした作品を専門に扱うという、風変わりな規定を持った画廊でした。
私の個展が「猫とドラゴン」になったのには、どちらも私が好きでオリジナルを描いてきたモチーフだったからなのですが、裏にはそういう事情もあったのです。

第一回の「猫とドラゴン」展は、描き下ろしの猫やドラゴンのイラストに、カードゲームの仕事などで描いたドラゴンのイラスト、その他オリジナルの作品などを展示し、2009年の9月15日から27日まで開催されました。
OPPOは中央線の阿佐ヶ谷駅から歩いてすぐのビルの一階にあり、猫専門病院時代から玄関に設置されていた、猫の彫刻が目印になっています。

http://homepage3.nifty.com/oppo/

「猫とドラゴン」のキービジュアルとして描き下ろしたイラストは、この彫刻の猫達に白いドラゴンを描き加えた構成になっています。

会期中は友人知人の皆さまや、わざわざ遠くから足を運んで下さった方、たまたま通りがかりに入ってこられた人など、大勢のお客様にご来場を頂きました。
複製画やグッズなどもまずまずの売り上げで赤字にもならず、何よりお客様との交流が楽しかったです。
イラストレーターは普段は家に籠もりっぱなしですからね。

この成功に味をしめて、翌年から毎年一回、「猫とドラゴン」と題した展覧会を開催することになるのですが、この続きは『「猫とドラゴン」の歩み その弐』にて。